改めまして、
ミュージカル座新作公演
ミュージカル「スター誕生」
が全日程終了しましたー!
ご来場いただいた皆さんありがとうございました!!
全日程完売し、
追加で椅子を増やしてもキャンセル待ちという
滅多に経験できないことを
体験させていただきました!
ものすごく有り難いことだと実感しています。
思えば、
ミュージカル座には、
「ひめゆり」から出演しているため、
5月から今まで休みなしでミュージカル座に通い続けたんやなー。
今回は新作ということで、
台本がまだ未完成
当然曲もまだできていないといううちから、
稽古が始まったから
色んな不安を抱えつつ突入したんだけど、
共演者の皆さんが
めちゃくちゃ優しい方ばかりだったので、
そんな不安はすぐ消えたってのも事実。
本当に素敵な共演者ばかり。
今回のスター誕生での
俺の役は
歌手を目指す
愛原ゆうや役。
愛原ゆうやはスター誕生のオーディションに挑む。
しかし、
プラカードが一つも上がらず、
撃沈。
審査委員の松沼先生に
歌はうまいが個性がないと言われて、
個性とは何かを追求していく。
CDを出してくれるプロダクションを見つけた愛原ゆうやは、
個性を芸名とコンセプトだと捉え、
曲を、
真面目な男の子(愛原ゆうや)
星から来た男の子(星みちる)
銀座四丁目の男の子(矢吹ひろし)
と名前をその都度変えながら、
販売していく。
しかし、
どれも売れずに終わり悩んで、
松沼先生に改めて個性について聞くと、
個性とは自分の一番自然な状態のことなんだとさとされ、
やっと愛原ゆうやは、
自分がやるべきことに気づいて、
一番自然な状態、
オネエキャラへと転向し、
人気を獲得する。
舞台で見ると、
おもしろおかしいのだけど、
一番共感する人が多い役だったんじゃないかな。
俺もこんなことで悩んだことは結構ある。
今でも悩むときがある。
でも、
やっぱり自分というものを突き通すことが、
1番魅力を引き出すことなんだろうなというとこに落ち着く。
本当に素晴らしい脚本演出家のハマナカトオルさんに出会えたことに
改めて感謝の気持ちをいだきました。
この台本に出てくる数々の名言は、
本当にその時代に生きた方々が言っていた言葉なんだよ!
阿久悠さんや、
ピンクレディなどなど。
・個性とはその人が1番自然な状態のこと。
・スターは
一声聞いただけでその人とわかる声で、
歌が天才的にうまいグループか、
歌が天才的に下手なグループに
存在する。
・仕事より恋愛が大事を選ぶか、
スターとなる以上、他の人ができることができなくなる代償は当たり前を選ぶか。
台本からも色んなことを学びました。
コメディだけど、
学ぶことが多い作品。
本当に素敵です。
必ず再演される作品だと思う。
そして、
また出演させていただきたいし、
客席でも見たいと思う作品!
応援してくださるみなさんに
心を込めて
平山 透