たくさん舞台のお誘いいただいてる中、
なかなか全部を見に行くことができず、
すみません。
そんな中、
迷ったのですが、やっぱりこれは行っておきたくて、
浅利慶太追悼公演「ユタと不思議な仲間たち」
を観劇してきました。
僕がミュージカルを志した原点が、
四季のファミリーミュージカルなので、
こちらはどうしても行っておきたく、
行けなかった舞台お許しください。すみません。
「〜すれば良かった」をなくすと決めた27歳。
それから7年が過ぎた。
失うことも得ることも、たくさん、たくさんありました。
「〜すれば良かった」が多い頃は、
得るものも多くはなかったけど、
失うものも少なかった。
だから、
27歳からは、ものすごく経験したことないたくさんのことを経験して、
7年とは思えない年月が過ぎて行きました。
そして、
今日
これからは「〜する」の覚悟の人生にしようと
そう腹をくくりました。
それを決定打にさせてくださったのが、
今日観劇した
浅利慶太追悼公演
「ユタと不思議な仲間たち」
元々僕がミュージカルに初めて触れたのは、
「魔法を捨てたマジョリン」
でした。
小学校の学習発表会で、
これをやることになり、ダビッドの役をやりました。
そしてその次の年の学習発表会は、
「夢から醒めた夢」でメソ役。
観ている人、演じている人に勇気を与えてくれる
そんな力に感動を覚えて、
キャナルシティに「ライオンキング」を観にいき、
そして、「僕もこんな人になりたい。」
そう思うようになりました。
それから、
四季のいろんな方々に憧れ、
下村尊則さんのヘロデ王に感動し、
そして、
教員時代に教科書で、
「ともだちはいいもんだ」と「すてきな友達」に触れ、
「人間になりたがった猫」のDVDを買い、
NHKでやっていた「ユタと不思議な仲間たち」を観て、
ずっとこんな観ている人に勇気や希望や夢を与えるミュージカルに憧れてきました。
浅利さんに初めてお会いした日を今でも思い出します。
鳥肌が立って、28歳だった僕は、
一気に12歳の少年に戻っていました。
そしてオンディーヌを観に行った際にも、
出口に立つ浅利さんにご挨拶して。
直接ご指導を受けたことはないですが
(叶いませんでしたが)、
浅利さんが僕に与えてくださった影響は計り知れません。
これまで幾度となく撮ってきたキャスト表
下村さんを再び四季の作品で観られることに感動し、
実際に観劇したらやはり魅力的で号泣。
そしてみなさんのダンスの凄さ。
すみません。もう完全に1ファンのブログです(笑)
観に行くきっかけはこちら!
小野田真子ちゃんのデビュー。
横浜市民ミュージカルにゲスト出演した時に、
お手伝いとして昭和音大生として来ていた天才。
稽古中ダンスを見ていた時に、
この子はすでにプロだすごいと思って見ていました。
うちから出す表現力に満ちたダンスに、
「ダンスの才能ピカイチだね!」
と言ったのを覚えています。(歌は聞いたことなかったもので💦)
今日観たら、真子ちゃんの魅力満載で完全はまり役でした。
演技も歌も初めて観たけど素敵だったよ!!
きっとこれからどんどん活躍していくんだとおもいます!応援しています!
そして「ひめゆり」でご一緒した吉田藍ちゃん。
同じく「ひめゆり」でご一緒した鈴木洋平さんにもお会いしました!
藍ちゃんは浅利慶太事務所のレギュラーさん。
劇団四季関係の方が多い中で不安だったー!
と言っておりましたが、
とても素敵にしっかり舞台に立たっていました。
そして何度もなんども繰り返すカーテンコール。
浅利さんのパネルとともに登場した時には僕も号泣。
「ともだちはいいもんだ」が泣いて歌えないほどでした。
浅利さんの元で役者をやることを目標としていた僕にとっては残念でならないことなんですが、
今日の舞台を見て、
しっかりと浅利さんの思いは受け継がれているんだなと公演を作っていかれたみなさんに尊敬し、本当に感動しました。
これを見て原点を思い出して、
これからは、
「憧れの姿」を目指して、
覚悟を決めてやる!
ということを固く決めることができました。
腹はくくった。
やるぞ!
だからやっぱり観劇は行かなきゃな。
充実した時間でした。
令和元年5月6日
平山トオル