ミュージカル「boy be...」千秋楽を迎えました。
出演してみて、
この作品がものすごくたくさんの方々に愛されてることを知りました。
舞台からお客さんが何度も涙を流してるのが分かり、
こんなにも人を動かす作品に出られてることは
幸せなことだなと実感。
ご観劇くださった方々、
台風や風邪が流行ったりと大変であった中、
足をお運びくださりありがとうございました。
「boy be...」のメッセージである
「生きてる時は魔法の時間」
この言葉を発するのは
マリーヌ(ピエールのママ)、ビー、ナーナ、そして現実世界のシニョーレ
現実のシニョーレは
暴力を振るおうとするステファノを止め、
爆撃が静まった時、一番に外に抜け出し様子を見に行き、
そして最後に現実のメロニーと外に出る。
勇敢で人を守ることを第一に考える人。
もしかしたらビーが人間だったら
現実のシニョーレのような人だったのかもしれない。
逆に言えば、ビーが人間だったらが、
現実のシニョーレとも。
そんなことを考えて
現実のシニョーレは
劇中劇のシニョーレとは変えて演じてみました。
1番に家族のことを考えて
一生懸命守ろうとした家族を亡くし、
1人歯を食いしばりながら生きていた現実シニョーレは、
同じく家族を亡くした現実メロニーのことを知り、
この人のためにも自分ももう少し希望を持って生きよう、
人のために生きなければと
1番に声を上げて防空壕の外に様子を見に出る。
そんな姿は、
燃え上がった大使館の中に人を助けに行くビーのようで、
だけど戦争の牙に歯が立たない自分に腹が立つ。
そんな現実シニョーレもビーの話を最後まで聞いて、
そうか生きてる時だけでも希望を持って生きなくてはと思い、
現実のメロニーを守ることを決意する。
そんなところも楽しんで見てくださってたら嬉しいです(^^)
他にも酔っ払いや、
ゴミ、囚人などいろんな役を演じれて楽しい公演でした。
これからも素敵な舞台に縁をいただいております。
舞台を見て喜んでくださる方々がいる限り、
これからも尽力してまいります。
これからもどうぞ応援よろしくお願いします。