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Channel: 平山トオル オフィシャルブログ「通る 徹る 透る THROUGH PASS CLEAR」
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「星の王子さま」出演

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皆様に嬉しいお知らせが公開できるようになりましたので、

お知らせさせていただきます。


来年初仕事として、

青木豪さん演出の「星の王子さま」に

アンサンブルキャストとして出演させていただきます。


素敵な方々の舞台に出られること

僕自身驚きが隠せませんが

自分ができることを精一杯努めさせていただきます。

是非劇場でお待ちしております。


https://enterstage.jp/news/2019/10/013196.html


チケットお申し込みは、

件名に「平山トオル 星の王子さま」と入れて


ofc_ckt@yahoo.co.jp

(オフィスクロキ)

までお問い合わせください。


オフィスクロキサイト

of-kuroki.com




平山トオル


【公演のお知らせ】

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こんにちはー!!!!

寒くなってきましたが、

風邪は引いてませんか?


さてさて!

公演のお知らせでございます。


もう年末ですが、まだまだ今年は終わりません!


12月は、上條恒さん率いる三ッ星キッチンの舞台に

ゲスト出演させていただきます!!!!!


ゲストだなんて恐れ多いですが、

去年主演をさせていただいた「トラブルショー」のつながりで

ご縁をいただきました!


B型あるあるな出来事を織り交ぜながら、

お送りするホームドラマ風なコメディ!でしたこれまで笑


今回はどんな風になるのか楽しみです!!

是非ご観劇ださいね!


そして来年第1弾は、

昆夏美さん主演「星の王子さま」!


こちらも素敵なご縁をいただきました!

ウキウキワクワク!

こちらはまた後日詳しくお知らせいたしますね!


どちらもチケットに関するお問い合わせは、


オフィスクロキ

ofc_ckt@yahoo.co.jp

FAX 03-3473-1162 


まで、
「平山トオル チケット問い合わせ」
でご連絡ください!




①12/10〜12/15 三ッ星キッチン

B型の女たち8〜あたしたちは挑戦者だ!!〜」


場所

小劇場「楽園」(下北沢)


●B型の3人が一緒に住む部屋で巻き起こるドタバタドラマの数々。コメディタッチでB型の3人に起こりそうな事件が次々に起こる面白い作品です!


出演:たむらもとこ・伊藤鈴・中川菜緒子

平山トオル(ゲスト出演)・玉谷遥流(H)・石井麻土香(S) ※玉谷と石井はダブルキャスト


公演日程:20191210日(火)~15日(日)

10日(火)19:00S

11日(水)15:00H19:00S

12日(木)15:00S19:00H

13日(金)19:00H

14日(土)15:00H19:00S

15日(日)12:00S15:30H


前売 4500


https://www.quartet-online.net/ticket/b_gata8?m=0jchdid




②1/312/16 兵庫

音楽劇「星の王子さま」


作:アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ


演出:青木豪

作曲・音楽監督:笠松泰洋


【出演】

昆夏美  伊礼彼方  廣川三憲


吉田萌美  内田靖子  岡野一平

平山トオル  原田智子  沼舘美央

大内慶子  堀江葵月


ピアノ演奏・薔薇:松本詩奈

コントラバス演奏:小美濃悠太


水戸公演

2020131日(金)~21日(土)

水戸芸術館ACM劇場


131日(金)19

21日(土)14


【チケット】

大人券5,000

小人券2,500

セット券7,000円(全席指定・税込)


水戸公演主催:水戸市芸術振興財団




東京公演

202028日(土)~12日(水)

東京芸術劇場シアターイースト


28日(土)17

29日(日)13/17

210日(月)19

211日(火)13

212日(水)14


【チケット】6,000円(全席指定・税込)

東京公演主催:サンライズプロモーション東京 兵庫県立芸術文化センター 東京芸術劇場




兵庫公演

2020215日(土)~16日(日)

兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

215日(土)15

216日(日)14


【チケット】5,500円(全席指定・税込)


兵庫公演主催:兵庫県 兵庫県立芸術文化センター



共同製作:兵庫県立芸術文化センター 水戸芸術館


https://enterstage.jp/news/2019/10/013196.html



久々のちゃんとしたブログ

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あまりにもアメブロ書かなさすぎだから、
たまには書かなきゃですよね。

なんだか平山、今すごく転換期。

色々周りが変わり始めてる。
ついていける?私。

ついていこう頑張って。

めげずに進もう!地面感じて!

状態(笑)


今を乗り越えるとなんか見えてくる気がするんだー
素敵な景色。

でもイチローさんが言ってた。
綺麗な景色を見ようと山を登るけども、
いくら登ろうが綺麗な景色は見えない。
みたいなことを。

でも、
イチローさんが引退するときは見えたんじゃないかなあ。
最高の絶景。

自分が引退するときに、
見たいなあ綺麗な景色。

だからたかーいたかーい山登らなきゃなあ。

耐えるぞー!たとえ酸素薄くなっても登るぞー!



話変わるけど、

最近よく思うのだけど、
「価値観」が合う合わないってよく話すじゃない?

「価値観」ってさ、
合うことなんてない気がするんだよな。
他人と。

全く「価値観」が合う人ってそれ相手自分じゃない?

ってなんか思うのよね。

だって全く違う家族の中で、
全く違う環境で育った他人だもの。
(兄弟でも価値観違うのに。)

合うことなんってものすごく奇跡。

価値観は合わなくて当たり前で、
合わないってことをどう楽しめるかってことなのかなあとか思ったり。

だから他人が自分がしないなあと思うことをすると
ついイラっとすることもあるけれども、

でも落ち着いて考えればそれって面白いよなあって。

相手は自分が普段しないことをするんだもん。

なんか面白いなあって。

自分の環境ではなかったことと言いますか。

新しい価値観発見!みたいなさあ。

掘ってみたくなっちゃうね。


なんて、昔はそんなこと考えもしなかったけど、
今はそんなこと考えちゃう。

俳優やってるからなのかなあ。

いろんな価値観知ってる方が役に活かせるからなあ。


もっと知りたい自分の知らない「価値観」。


今度の12月の三ッ星キッチンの「B型の女たち」の僕の役は
どんな価値観かなあ。

実は俺は体験したことない経験を持ってる役でして。

これは試練だなあ。

って思ってる。

経験したくてもできない経験なんです。

だから、その価値観を発見するのがね。
実は大変。

さがすぞおー!
いろんなところ見てさがすぞおー!

楽しみだなあ!!

なんて久しぶりのブログでした(^^)


また新たな出会い。
嬉しいです。

平山トオル

B型の女たち8 終演!

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「B型の女たち8」終演いたしました。

本当に素敵な人に囲まれた公演でした。
嬉しかったなあ。


お客さんもみんな暖かくて、
素敵なお客さんばかり!!


本当に素敵なキャストさんばかりだったので紹介したいです!




「たむらもとこさん」

大尊敬。セリフがもはや全て普通の日常会話。
というより、何度やってもインプロやってるようなセリフ。
本当にすごいです。お会いできて本当に良かったです。
そしてめちゃくちゃお優しく気配りされる方で、
何度も助けられました。

「伊藤鈴さん」

いつも笑顔でおはようって言ってくださるお顔に何度癒されたか。
愛らしい方で(先輩なのに失礼ですが笑)、そしてパワフル!!
アドリブのキレもすごい!!
やはり尊敬しております。

「中川菜緒子さん」

これまた気配りが素敵な方で、
何度いろんな場面でお声をかけていただいたことか。
僕がセリフを間違えていてご指摘くださる時も、
「ごめんね。出しゃばって。」って。
そんなことあるはずないですよ!!間違えてるのだから僕が100パーセント悪いんで、
もっとガツンと言ってくださいと思ったぐらいでした。
突っ込みで僕を叩くときも、
最初すごく遠慮してくださって。
全然バシバシ叩いてください!!!
ってぐらい本当にお優しい方です。
やはり尊敬しております。

「あべたかしさん」
あべさんの歌声がほんと好きなんです。
そしてあの姿から出るオーラ。
癒しでしかないです。
本当に素敵な方。
すぐ会いたくなっちゃいます。
ライブやるときご一緒したいです!

「石井麻土香ちゃん」

最初緊張してるんだなあというのがすごく伝わってきてたんだけど、
慣れてきたらお芝居もすごく面白くて、
めちゃくちゃ笑いました☆
何より普段仲良くしてくれるのでめちゃくちゃ心の支えになりました。
本当に感謝してます!
真面目で一生懸命な姿が印象的(^^)
これからきっともっともっと素敵な女優さんになりそう☆

「玉谷遥流ちゃん」
飛び道具系の役のセンスありすぎです笑
本当に笑った!!!

はるるちゃんとも仲良くさせてもらいました。
色々世間話聞いてくれてありがとう笑
はるるちゃんもきっとさらに素敵な女優さんになっていくのだろうな(^^)

「演出 上條恒さん」
今回僕をゲストに呼んでくださって本当に嬉しかったです。
日々くださるアドバイスはこれからの僕にとても大切な言葉ばかりで、
本当に勉強になりました。
こんな素敵な公演の仲間に入れてくださり、
本当にありがとうございました!


そしてスタッフの方々にも本当に大大大感謝!!!





言葉にしてみると
伝えたいこと全部伝わらないけど、
それぐらい濃厚な時間でしたということで☆

素敵な時間をありがとうございました!
またB型会たのしみにしてます☆

きてくださった方々
ご来場いただきありがとうございました!




舞台で吹くのは初めてのホルン!
お披露目できて良かったなあ☆


平山トオル

2019年大晦日

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2019年


あっという間だった

と言いたいところなんですが、

2018年がだいぶ遠く感じています。


なかなか振り返りと言っても、

言葉にするのがあまり上手くないのですが、


とにかく本当に色んなことに挑戦した年でした。


「ファミレス」「よせばいいのに」「あらしのよるに」「アルスラーン戦記」「boy be...」「B型の女たち」そしてライブ。


初挑戦そして初めましての方が多い1年でした。


「ファミレス」では今でも連絡を取り合うほど

仲のいいカンパニー。


「よせばいいのに」ではおなじみのメンバーと

芝居を楽しんで、


「あらしのよるに」では、

身体表現という新しい挑戦、

そして素敵なメンバーとの出会い。


「アルスラーン戦記」では、

初の2.5次元ミュージカル。

初の大阪公演経験。


そして、こちらもとても仲良くなったカンパニー。

とにかく走りまくってて、

筋肉痛が取れるのに2週間かかりました。


「boy be...」では

オフィスクロキメンバー勢揃いで、

ご一緒できたのは本当に嬉しかったです。

そしてこちらもたくさんの出会い。素敵なメンバー。


「B型の女たち」では、

少数精鋭の濃厚な芝居。

上條恒さんの作品へ出れたこと嬉しかったです。

こちらもベテランの素敵なメンバーから若いメンバーで、

楽しくやれて、
初の芝居でのホルン披露も。


「MUSICALACTORS」も少しだけでしたが出演。

いつもおなじみのお客様たちに本当に感謝です。


2019年本当に激動で、

駆け抜けてあっという間でした。


課題ももちろんたくさん見えました。


2019年の目標は

「何事も受け入れる」

とにかく受け入れました。

結果的にたくさんの経験を得ました。

が、受け入れてるだけでは流されて終わるだけだぞ。

という感覚も芽生えることに。


一番の収穫は

この一年で長年悩んでいた心のしこりみたいなものが

完全に取れたということ。


おかげで部屋が見違えるほど綺麗になりました。

おそらくここから驚くほど環境の変化が訪れるような気がしています。


2020年。

受け入れるだけではなく、

受け入れる器を大きくするための

器作りもしていかなければと思っております。


その目標は、

2020年になってから

改めて書き留めたいと思います。


2019年お世話になった全ての方々

本当にありがとうございました。


直接ご挨拶できない方々へ

この場を持ってご挨拶させていただきます。


どうぞ良いお年をお過ごしください。


平山トオル





誰もが通る道

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ツイッターとかやるようになって、
なかなかブログを書かなくなりましたが、

たまには書かないとなあ。

実は僕昔から、
テレビはめちゃくちゃ見てましたけど、
漫画とか本とかあまり見ないし、

映画とかも金曜ロードショーと
ゴジラ、ドラえもんぐらいしか見なくて、

音楽もあまり聞かない人だったんです。

でも、
いつからか映画をたくさん見るようになって、
音楽も少しずつ聞くようになり、

最近は
本も読むようになりました。

何というか、
他の人も言っていますが、
他人の人生や知識を知れるということもありますが、

何より自分というものを整理できるなあと感じることが多くて。

早くそこに気付くべきだとも思ったけど、
今そこに気づいたのも、
それはそれでなるようにしてなってるんだろうなとも感じます。

最近「バクマン。」のアニメをNetflix見てますが、
とてもいい言葉がありました。

「ずっと憧れてた世界で、

その世界をよく知ったり、足を踏み入れると

理想と現実が違ったりして

挫けそうになることがあるかもしれない。

でもそれはみんなが通る道で

何度も壁に当たって

それでも挫けなかった人が

夢を叶えていくんだと思う

だから一歩一歩実力をつけていく。」


これはおそらく、

原作者の方の経験したことを書いた言葉なんだと思いますが、

僕にはすごく刺さりました。


まさに自分は同じ壁に何度もぶつかるから。


乗り越えようと上ってみるけどすぐ落ちるし、

ぶつかってみるけど、

なかなか痛くて破れない。


だけど今思い出すと、

昔こんな経験をしたことがありました。



実は小学生の頃、僕は

周りの人より外で遊んで来なかったので、

めちゃくちゃ足が遅くて、

150メートルを14秒だか15秒だったかそれくらい信じられないぐらい遅く走ってたんです。


その時、足の速い女子に、

「遅すぎるよ」って言われたんだけど、

僕はその子に、

「大丈夫!小6になる頃には速くなって見せるから!」

そう言ってたんです。


何でその頃の僕はそんな発言をしたのかは覚えてないけれど、

何て言うか、

ものすごいポジティブ人間というか負けず嫌いというか、

そんなとこがあったんです。


そしたら、

6の時には9秒になってました。

決して速いわけではないけど、

ほぼ平均。


そしたらその女の子がそれ覚えてて。


「本当に早くなったね。すごいよ。」って。


僕自身そんなこと言ってたことを多分忘れてたんだけど、

その子が言ってくれた言葉は今でも覚えてます。


6年かかりましたね。実に。


壁を越えるって、

それくらいの覚悟いることなんじゃないかなって思うんです。

早く越えるに越したことはないけど、

下手したら10年かかる覚悟がいるんじゃないかと。


今僕がこの道を

なんども壁にぶつかるけど挫けないのは、

そういう経験を思い出すからかもしれません。


でもなんども挫けそうになりますけどね笑


でもこのアニメを見て、

「そうか!誰でもそうなのか」

って思ったら、

すごく

「自分の今やってることは間違ってないんだ」

と思える気持ちがあって。


1つまた覚悟ができました。


どんなに苦しくても、

絶対できるようになるんだと諦めない心があれば、

そしてそれを行動に移せれば、

確実に乗り越える日は来る。



そもそも壁というものは自分が感じているものですからね。

他人が作ったものではないわけで、

ならば、作ったのも自分だし超えたいのも自分。


そう考えると何だか楽しくなってきます。



自ら迷路に飛び込んだ気がして(^^)


ならば進むしかないですね!


写真は

水戸公演で買った

「勝守」


今年はこれを持っていろんなものに挑みます!



「星の王子さま」

努力家の人が勢ぞろい!!!

楽しい!そしてすてきな作品!!


東京兵庫の方!お楽しみに!






平山トオル

星の王子さま 終演

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音楽劇「星の王子さま」
無事千秋楽を終えました。


僕にとって、
この舞台は一生忘れられない舞台になると
そう確信しています。

そして、この舞台に立てたことそのものが奇跡だとも感じています。

青木豪さんは、
僕にこう言ってくださいました。

「人は縁だからね。この縁が広がりますように。」

この舞台に立てたことも縁ですし、
これからの舞台も縁。

「一度関係を持った相手には責任があるんだ。」

と、
星の王子さまも出てきますが、
身に染みる言葉です。

他にも魔法の言葉がたくさん。

毎日、
伊礼さん、昆さんの美声、
そしてお2人と廣川さんが演じるお芝居、
そのお芝居が出来上がる過程を
ずっと見ることができたことは、
宝物です。

勉強になったことや、勇気になったこと、
自身になったことなど、
得るものがたくさんありました。

スタッフ、キャスト、星の王子さまに関わる全ての方が、
本当に素敵な方々で、
この出会いに心から感謝します。

そして、
ご観劇くださった皆様、
本当にありがとうございました。



平山トオル

絵のない絵本

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ゲスト出演させていただいた
「おとつむぎLive」
本日千秋楽でした。


LIVEで、2日に渡っての出演というのは、
僕にとっては初めての経験でしたが、
LIVEの3回公演で、これだけ人が見にきてくださるって
ものすごいことだなと思いました。
共演させていただいた先輩方の
人間性そして俳優としての生き方がここに現れてるんだなと
心から尊敬しています。


そして、
僕はゲスト出演という形ながら、
1部の「絵のない絵本」朗読ミュージカルで、
主役というポストをいただきました。

このことに宮ヶ原さんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

僕の「boy be...」でのシニョーレという役を見て
僕が「絵のない絵本」の絵描きだと思ってくださったそうで、

シニョーレという役は、
出番は結構あるのですが、
実は言葉としてはあまり発しない青年でして、
そのほとんど喋らない役の僕を見て、
そう思ってくださったということに僕は涙が出そうなぐらいの喜びと嬉しさを感じました。

こんなに俳優冥利につきることはないでしょう。

そんな宮ヶ原さんの台本の中に

「僕は今日ゲストだって聞いてるのに何でこんなにずっと出ずっぱりなんだ。この台本を書いたのはどこのどいつなんだよ!」

ってセリフがあって、
まず僕は皆さんの後輩であるのに、
そんな僕を「ゲスト」という枠で誘ってくださることだけで、
ものすごい感謝なのに、
どこまで謙虚な方なんだと先輩の素敵さを感じざるにいられませんでした。
(のくせに、このセリフは面白いと思って、劇中アドリブでもいいと言われたのに使わせてもらいました笑)


僕は確かに絵描きのような人生を送ってるのかもしれません。

プルチネッラではないけれど(劇中、絵描きは、コメディアデラルテのプルチネッラという役に入れ替わります。)
幼い頃は、あまりの運動神経の悪さに、
周りからものすごくバカにされ笑われた経験があります。

中学生になるまで
逆上がりも後転もできない少年でした。

側転をすればできない上に頭を打ってムチウチになりかけたり。

どこまでも出来損ない。
そんな劣等感から、男子やスポーツのできる女子と会話することにいつの間にか恐怖を感じるようになって、
会話もろくにできなくなることもあったんです。

そんな僕は、自分の得意とする芸術の分野に逃げて、
できない部分に目を瞑る習慣が出来ました。

しかし、
絵描きのように、
自分の得意とする分野でも、自分の表現したいことに体が追いつかず、
苦しむことが多かった。

「絵のない絵本」の著者アンデルセンも、
そんな生き方をした人だったらしく、

今世の中に残る著名人でもそんな経験をしてきた人はいるんだと、
何かこの本に僕は後押しをされているように感じます。

たくさんの壁にぶつかって、
なんとか乗り越えようと踏ん張って、
逆上がりや、後転、側転もできるようになって、
苦手だった部屋の片付けもできるようになり、
人との会話も怖くなくなってきて、
いろんなことがクリアし始めてきた
この今に、この物語と出会えたことは
必然としか思えません。

絵描きは、
月という自分の応援者に出会い、
きっと、自分が自分の目を瞑っていたことに向き合う覚悟ができて歩み始めたのでしょう。

この出会いに心から感謝し、
またこの役を演じてみたいと思っています。

見に来てくださった方々、
本当にありがとうございました。


平山トオル

振り返りと目標

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さて、
「おとつむぎLive」を区切りに、

走り抜けた日々が一旦落ち着きました。

来月のLIVEまで少し余裕ができたところで、
ちゃんと振り返りと今年の目標を綴っておかなければなあと。

僕らの仕事って、
仕事がないとうんと暇になってしまうので、
忙しいことに越したことはないのですが、

暇だと案外すぐに日が経ってしまうもんでして、
今年はありがたいことに仕事を続けさせていただいたので、
これまでより結構一年が長く感じました。

そして、何より共演者の方々に恵まれた一年でした。

ファミレス、よせばいいのに、あらしのよるに、アルスラーン戦記、boy be...、B型の女たち、星の王子さま、おとつむぎLive、

どれも共演者の方々と未だに仲良くさせてもらってます。

2019年の目標は「何事も受け入れる」
どんなことでもそれが自分に与えられたことなんだと、
文句も言わず受け入れてやる。

それが目標でした。
その目標があってか、
辛い時もきつい時も、めげずに前に進んで
とにかくやる。
そういった気持ちで進んだ2019年はいいことづくしでした。

もちろんいいことばかりではなかったけれど、
それも含めていいことづくしの2019年度でした。

何より楽しい一年でした。

さて、
今年2020年はいかに過ごすか。

やることは明確で、
2019年に足りないと思った事を補っていく。
それだけなのですが、

その2020年目標は、
「自分に勝つ。」
そして、
「いつでも丁寧に いつでも笑顔も感謝を。」

足りない事を補うためには、
自分の甘さに負けない事が必須条件になってきます。
負けてばっかりの僕は、
とにかく負けない。負けないというより「勝つ。」
とにかく自分との勝負に「勝つ」。

これが当たり前のことだけど難しい事なんです。
でもそれさえできれば、
やるべきことは明確なので、クリアしていくはずなんです。

そして、
「いつでも丁寧に いつでも笑顔と感謝を」

仕事に手を抜かない。
適当にやらない。
何よりお客様に喜んで欲しくてやってること。
だから丁寧に。

笑顔と感謝

は、
文句ひとつ言わずにとことんやる。

ということにも似てます。

とにかく笑顔で過ごして自分から自分をプラス思考にする。

そしていつでも感謝を忘れない。
自己中にならないで、
周りがいることに感謝を感じる。

それが今年の目標です。

今年も駆け抜けるぞ!



平山トオル


あなたを待ちながら明日千秋楽!

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久しぶりになってごめんなさい。

Twitterじゃ書ききれずブログ。

『あなたを待ちながら』が明日千秋楽。

寂しすぎる。


コロナがあって、辛いこともたくさんあったけど、
気づいたこともたくさんあった。

芝居の取り組み方自体がコロナ期間で僕は大きく変わった。

よく役者は応援してくれる人がいないと続けられないというじゃないですか!

本当にその通りで、
まず、自分が役者をやることを応援してくれる
『親、仲間』

自分のことを信じてくれて拾って応援してくれる
『事務所』

自分の演技を認めて一緒に励まし合ってくれる
『共演者』『スタッフ』

そして自分の活動を応援して舞台に来てくれたり、
連絡をくれる
『お客様』

今回このことをひしひしと感じる舞台なんです。

まずコロナで大変な世の中になってしまった。
そうなった場合、

この中でも舞台を開催しようとする
『主催の方』

この中でも出演しようと決める
『共演者』

出演させたいと思ってくれる
『事務所』

こんな中でも見にきてくれたり、連絡をくれたり、DVDだけでも買うよって買ってくれる
『お客さん』『仲間』

この全部が一つでも欠けると絶対に成立しない舞台。

特に今回は主役ということで
共演者の方々にたくさん助けられています。


今回恋人、劉美蘭役の玉井七海ちゃん。
沢口にとって演技の要になる劉美蘭の存在。

ここの関係を確実に埋めないと沢口は成り立たないのですが、
そのために自分の出番だけに関わらず、
僕の演技プランのためにたくさん話し合いに付き合ってくれました。

きっと最後のシーンも、この話し合いがあったからこそ出てくる空気というものをお客様にも感じてもらってるんじゃないかと思います。

どの舞台も大事なのは台本以外の部分をどれだけたくさん考えられるか。

ここに面倒くさがらず、何度も考え、細かく考え、
関係ある人とは話し合う。
それが一番大事だと思っています。
本当に七海ちゃんには感謝しています。



事務所の先輩で、今回のピンチヒッター大音智海さん!

これはね、もう見に来てもらうとすぐわかると思うんです。
2人とも2人でやるシーンをめちゃ楽しんでます笑

どんなボール投げても拾ってくれます。
僕も全力で投げてきたボール掴みに行ってます笑

いつも一緒に帰ってたくさん話しました。
明日1日しかないけど2人のシーン注目して欲しいです!


今回の舞台の最長齢南條瑞江さん!!
いや本当に南條さん素敵だし、いつも元気にいらっしゃるのが見てて尊敬しますし、
自分もこの年まで舞台に立てるのだろうかと考えてしまいます。

瑞江さん!僕実はおばあちゃんっ子なんで、
おばあちゃんと呼ぶのは失礼ですが、でも大好きです☺️


こちらも実はとってもご長齢 湯沢勉さん。

右奥に写ってます太田さんは後でご紹介します笑

湯沢さんのご年齢でよくあの台詞量をと本当にビックリしてます。
絶対キツかったと思うんです。なのに一つも弱音吐かずに、
やられてる姿勢が本当に大尊敬でした。

多分僕が湯沢さんの年齢になった時にあれは無理だと思います。本当に。
本当にすごいです。


愛男役の太田直人さん!
もう本当太田さんの愛男さん大好き!!

めちゃくちゃ面白いです!!
そして太田さんの人柄がまた素敵でして。
次回の出演公演もご一緒させていただきますので、
めちゃくちゃ嬉しいです!!!

そちらも楽しみにしています!!


さとう龍二さんと、水野哲さん!

こりゃまた本当大先輩ばかりに囲まれて。
安定感の安定感。
おんぶに抱っこです。

お二人とのシーンではもはや僕は呼吸をしてるだけで全て拾ってくれるぐらいの感覚でして、
もう素敵!

いつも明るい会話もありがとうございます😊


他にもたくさんご紹介したいんですが、
明日もあるので今日からここまで。




明日千秋楽お待ちしてます!

#あなたを待ちながら

『あなたを待ちながら』終演しました!

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昨日『あなたを待ちながら』千秋楽を迎えました。

まだまだやっていたい気持ちがありますが、
儚いのが舞台ですね。

こんな状況の中たくさん方に来ていただき本当にありがとうございました!

諸々長い話は前のブログで書いたので、
ここではご紹介を
(ごめんなさい全員と写真撮れてなくて、
撮れた人のみのご紹介になることをどうかご了承下さい)



支配人役矢野いづみさん

今回は大先輩がたくさんいらっしゃいまして、
そのお一人です。

お芝居がいつも自然で自由にされる姿は圧倒でした。
そして面白い!!!!
こんな支配人さんがいるホテルはなんだか愉快に感じます☺️

そういう方法もあるのかあといつも学ばせていただいておりました!


皆さんの笑いをかっさらっていった
ニキキとダガンパの菊地侑紀ちゃんと、味倉林見豊さん
ナイスなキャラでしたねー!
芝居中笑いそうでしたよ🤣


チカコスズキの林香帆ちゃん!

今回最年少ながら安定した素敵な演技でお客さんの笑いをかっさらっていました!
シリハレ語のぺらぺらっぷりがすごい笑

ごめんなさいもう1人のチカコスズキ役小川ほのかちゃんと写真撮り逃しました汗

こちらも同様にシリハレ語がペラペラで、
安定した演技☺️

2人とも素敵でした☺️




ホテルスタッフ ハートチーム!
夏子りかちゃん、扇国遼くん、飯山湧一郎くん、清水遥香ちゃん


ホテルスタッフ ダイヤチーム!
左側 志村翔太くん、大西茉里奈ちゃん、榎本ゆうちゃん。


お客様に一生懸命接してくださるスタッフたち
こんなホテルいいですよね☺️


お客様役 西村美柚ちゃん。
普段モデルさんとかやっているそうなんですが、
輝きがすごかった。

今配信中の高嶋政伸さん主演の映画「アパレルデザイナー」にメインの役として出演中です!
僕見たんですが、映画はもちろん面白いし、美柚ちゃんもとても素敵でした!
是非皆さん見てください!


義子役の桑野結女凜ちゃん。
同じ福岡出身☺️

大変な親戚友達たちの間を取り持つ役。
そして、みんながいつも笑ってくれたロザリオを貸してくだっさたお方!!
あのおかげでお客さんも一笑いできましたありがとう!!



後藤田リカ役の胡元奏汰ちゃんと、中野未穂さん!

すごくパンチのある役なので、
いつも血管ブチ切れるんじゃないかと心配なぐらいでしたが、

めちゃくちゃ面白かった!!!
本来はとっても優しくて素敵なお二人ですよ☺️


白川薫風役の
冨永カズエさん!
ごめんなさいもう一方のくまいかず子さんと写真が撮れてません😢

白川薫風は僕一番好きな役です笑

あんな感じの飛び道具的な役すごく好きです笑
お2人ともおもしろかろかったなあ!!

そして、
洋美明美役の
侑子ちゃんと楯真由子ちゃんとも写真撮れてないんですが、
一番僕がこの役にいじめられるのです笑

一幕のこの2人とのやりとりが伏線になって、
二幕で皆さんたくさん笑ったと思います☺️

チョウコクピンの熊田仁貴くんとも撮り逃してしまいましたが、
密売人との絡みはいつも楽しみでした笑

ナイスなキャラありがとうございました!




最後に脚本演出の是枝正彦さん!

本当に素敵な台本、そして素敵な役をありがとうございました!
今度は是枝さんとご一緒に演技がしたいです!








とても楽しい稽古と本番期間でした!

かけがえのない仲間が新たにたくさんできました☺️

共演者の皆さん、スタッフ関係者の方々、
お越しくださったお客様!

本当にありがとうございました!!

「運命は変えられる!本気でそう思えば!
大事なのは僕が本気だってことを運命のやつに見せてやることなんだ!」

「待っているものは必ず来る。その待っているものが良いことが悪いことかはその待ち方で決まるんだな」

きっと僕らの待っている明るい未来はくる!

毎日笑って過ごしましょうね☺️

平山トオル


『冥途喫茶』終演! ①

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舞台『冥途喫茶』が千秋楽を迎え盛況のもと、
全日程終演いたしました。

お越しくださった皆様、
このような大変な世の中の中きてくださって
本当にありがとうございました!

なにより、お客様がいて初めて成り立つ僕達のこの仕事。

改めて心から感謝した日々でした。
ありがとうございました。


何を言おう今回初挑戦の大音さんとの漫才が、
完成できたのはお客様がいたからこそです。
これは間違いのない事実で、
お客様が入ってから気づき改善していったところが
たくさんあるんです。

リピーターの方で緑の服を着てくださったり、
漫才中に拍手をしてくださったり、
笑ってくださったり
いろんな応援をしてくださってありがとうございました☺️

普段の舞台で俳優として演じるだけでは気づかないお客様の優しさ、大切さに気づけたのも
今回このように普段やらない漫才をしたからだなあと感じる公演でした。

改めて日頃から応援してくださって本当にありがとうございます。

そして、
漫才の奥の深さ!!!😳
一度やってみたかった漫才。こんなにも奥が深いとは。
やってみないとわからないことってやっぱりあるなあと感じました。

共演者の紹介も少しさせてください☺️
それぞれへの想いはそれぞれに伝えさせてもらっていますので、
ここではお客様に紹介したいことを書いていきます☺️


今回はこの3人が主演としての公演でしたが、
この2人と役について話した時間が長くとても支えられました。

主役瀧田簾を演じた大音智海さんは、皆さんご存知ぼくの事務所の先輩で、前回の「あなたを待ちながら」から引き続きの共演です。

実は歳は大音さんの方が僕より4つ若いのですが、
そういうこともあってお互いとても良いバランスで、
「あなたを待ちながら」の時からお互い話しやすく、色んなことを話していました。

それもあって今回のショートブレイクの漫才も、
稽古始まる前から2人とも熱くなって何度も自主練をして漫才を研究しました。

何より思い出しても面白いのは、
お互いに熱いがゆえに、お互いがお互いに指摘し合うところ。
傍目から見たらめちゃくちゃ面白かったと思うんです。

大音さんは僕のボケに対して
「平山さんのここはこうしてくださいよ!」と言い僕が「はい。」と答え、
僕は大音さんに対して「そのツッコミ、この方がいいんじゃないですか?」
と言い大音さんが「ああなるほど。」
と答えるという。

こう説明するとコンビとして普通のことに見えるんですが、
この光景が傍目から見ていたらめちゃくちゃ面白かったと思うんです笑
実際面白かったって言われたし笑

それぐらい2人とも漫才に熱中しておりました。
何より2人とも大のお笑い好き。
妥協するはずがないです笑

最後にはお互い同じことを思っていて意見が一致することがたくさんあって、
本当に濃い3ヶ月だったんだなあと感じました。

ありがとう大音さん。




結局長くなっている紹介(笑)
抑えめで行きます笑

そして、
瀧田簾の彼女であり、
ショートブレイクの第一のファンである美奈役を演じた大原万由子(元宝塚 陽向春輝)さん。


実際の稽古中でも、役の通り2人を支え続けてくれました。

稽古中漫才の稽古では自分の稽古でもないのにいつも来てくださり、
たくさん笑ってくれて僕らにエネルギーを与えてくださいました。

何より普段のひまわりのような笑顔が本当に素敵で、
一気に稽古場を明るくして、みんなの太陽のような方でした。

役への追及も尊敬が絶えず本当に素敵な女優さんです。


ベガサンドラヴィッチ役田口萌さん

言わずもがな数々の素敵な作品に出演されてきた舞台の先輩もゆさん。

稽古初日から役作り含めて、稽古でのお姿に学ぶことが多く、
そして、お心遣いに学ぶことがたくさんありました。

クセになりそうなキャラのベガサンドラヴィッチとても好きでした☺️


「あなたを待ちながら」に引き続き共演の太田真人さん。太田さん無しに今回の舞台はありませんでした。

そして山本プロデューサー。
一緒にまた絡むことができて幸せでしたし、
山本プロデューサーがとても面白くて好きでした☺️
誰に対しても謙虚な姿勢がとても素敵で大好きです。


西田健二さん役 押田健史さん。

またまた素敵な先輩俳優さんで、
あの格好がめちゃくちゃ似合う!!

ダンディでカッコ良くて、居るだけで頼れる感がすごい素敵なお方です。
楽屋でもたくさん色んな話をしてくださって仲良くしてくださいました!


アルファルドトリケラトプスロドリゲスの
吉良竜也くん。

みに来てくださった方は完全虜になったはずの吉良くん。
立ち姿がかっこ良すぎるんですよ。
そしてアルファルドのキャラ最高。
歳が近くお互い野球好きなもんで気があってたくさん話しました☺️


ゆかりマネージャー 池田あやこさん。
これまた歳が近くとても話しやすく、
すんなり役の関係を作りやすかった落ち着いた感じがとても安心して頼れる僕らの敏腕マネージャー。

続く。

舞台『冥途喫茶』 終演! ②

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スピカキンプリオシーノ 川添りなさん
通称ぞりな。

僕はこの方の演技を見て度肝を抜かれました。
役作りが半端ないです。
普段はものすごく謙虚で可愛らしい素敵な子なんですが、
この役に入った時の全く変わるすごさ。
はじめこっちが普段なんじゃないかと思わされたほど、完璧な役作りで、
本当にビックリしました。
かなりの刺激を受けて感化されました。


シリウスブリブリブリットスキーノ 小林萌夏さん

度肝を抜かれたパート②です。
またまた完璧な役作りで、メイド喫茶からそのまま来て舞台に立ってますって感じの萌え萌え役。

ぞりなともかちゃんのこの2人に目が入ったお客さんは多いはず。
本当に素敵でした。


看護婦役 小橋杏佳さん。
(写真の状況は舞台の設定とは一切関係ありません(笑))

看護婦の細かい仕草などの役への徹底ぶりが素晴らしい。
当たり前といえば当たり前かもしれないですが、
それをしっかり追求してるのはやっぱり素晴らしい。

そして誰よりのお笑い好きの小橋ちゃんは、
大原万由子ちゃんと並んでショートブレイク漫才の支えでした。


たくま役 志村翔太くん

こちらのお方も「あなたを待ちながら」に引き続き一緒させてもらってます!
また翔太もすごく謙虚なんです。
そして毎日稽古場に来てたくさんの気配りをする素敵な人☺️
今回はたくさん絡めて楽しかったなあ☺️ 


トンボAD 新谷友太くん

フレッシュすぎませんか?カッコ良すぎるというか可愛すぎませんか?

お客さんみんな気になったでしょ?
本当まだ19歳の少年なんですよ。
めちゃくちゃ今後が楽しみな新人俳優さん。
友太くんのADさん好きでした!

そして写真はありませんが、

萩庭貞明監督。
今回監督に出会えたことが幸せで、
監督の演出する姿に学ぶことが多くありました。
映画をたくさん撮ってきてこの世界でも一流の監督のもとで演出を受けられたことは心からの喜びです。
とても愛のある監督にたくさん救われました。


ここには写真で紹介しきれませんが、
山口プロデューサー初め、
キャスティング、演出助手、舞台、照明音響、スタッフの方々にも本当にお世話になりました。

この舞台が、
多くの方々の働きと愛と心遣いで成り立っていたということが、
何より見にきてくださったお客さんに紹介したいことです。

ご来場いただき本当にありがとうございました!

また次の舞台に向かって日々励んでまいります!


平山トオル




2022年を振り返る。

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2022年僕にとって大きな転換点。


今だから言える。


コロナ禍になった2020年最初の緊急事態宣言が出された時。


未曾有の事態にそんなつもりはなくてもたくさんの不安に包まれた。


「ああ僕の人生はきっと終わったんだ」


そんなことすら考える時があった。

ストレスを溜めて自分が壊れることを恐れて逃げるために、


「もうこのまま舞台出られなくなって俳優辞めることになってももういい。仕方ない。やること見つける。」


そんなことすら言うこともあった。


自分自身はストレスなんて全く抱えてなかったつもりだったけれど、ただ強がっていただけみたいで、

緊急事態宣言に入ってすぐにストレス性胃炎になり、毎晩腹痛に悩まされた。

そして、夜中知らぬうちに歯を食いしばるようになったせいか歯が2本もヒビが入った後割れた。


そんな時周りの人がずっと僕を励ましてくれた。


ファンの方からは

「早くトオルくんに会いたいな。トオルくんの歌声が早く聴きたい」

よく会う友達からは

「辞めたらいかんよ。トオルなら大丈夫」

「焦らず自分のペースでやったらいい」

後輩とかには

「ダンスのことなら何でも聞いてください」

地元の友達とかには

「透は俺たちの憧れやけん、続けてくれよ。芸能界のことは分からんけど、テレビとか出て自慢させてくれよ。」

親には

「コロナはピンチじゃない。チャンスやぞ!チャンスやと思え!お前の強みは努力できることやないか!お前のことは俺が1番知っとる。お前ならできる!コロナになんか負けたらいかんぞ!がんばれ!」


みんなそれぞれの言葉で励まして応援してくれた。

だからこそすぐに持ち直して、自分のやるべきことを見据えて乗り越えてこれた。


僕はこのコロナ禍の期間を平山トオルの大改修期間と名付けることにし、

見て見ぬ振りをしてきた自分の故障や老朽化した部分の大工事に入った。


学生時代何度も通った横浜駅のいつまでも終わらない工事のように、遥か昔から今でもずっと工事中の渋谷駅のように、

永遠に終わらない大規模工事になることも覚悟して取り掛かった。


修復した部分、工事中の部分それぞれあるけれど、

そのかけてきた期間は決して無駄ではなく、自分にとって大きな時間でした。

18年間悩まされた持病もこれがきっかけで完治。僕にとってこれは大きかった。

この大工事はこれからもまだまだ続けていく工事です。


気づいたら「クリスマス・キャロル」は3年ぶりのミュージカル。

久しぶりに舞台上であれだけ歌った。


その久しぶりの舞台が、幼い頃にテレビで見てからずっと憧れだった吉田栄作さんと早見優さんとのトリオで歌う役なんて、こんな贅沢な贈り物はない。





ミュージカル「クリスマス・キャロル」では

最高の素敵なメンバーに囲まれて、長岡公演だけは雪のため残念だったのだけれど、そのほかの公演は全てこのコロナ禍の中実施できたという奇跡のような時間でした。






さて今年の目標は『挑戦』でした。


今年早々に『挑戦』したオーディションで決まった舞台が来年春の音楽劇『ダ・ポンテ』、





他にも来年いただいたお仕事があります。

挑戦に果敢に取り組んだ2022年でした。

さて来年は、
もちろん挑戦はこれからも続けていきます。
その上で、来年掲げる目標は
『誠実に着実に』
です。

自分の持っているもの、そしてこれから身につけていくものこれを『誠実に着実に』定着させていく。
そして、いただいたお仕事を『誠実に着実に』に取り組んでいく。
そんな一年にしていきたいと思っております。

2022年皆様には大変お世話になりました。
舞台がないとかもある時もずっと応援してきてくださってきた皆様に心から感謝しております。
ありがとうございました。
最高の年男の年でした。

あと残り少し最高の良いお年をお過ごしください。

2022年大晦日
平山トオル


音楽劇『ダ・ポンテ』ついに開幕‼️

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音楽劇「ダ・ポンテ」開幕まであと2日と迫ってきました。
これまで様々な舞台に立たせていただきましたが、この間、稽古場最後の通しをする時にふと僕は幼い頃長年夢だった大きな舞台にこうやって立ってるんだそしてまた新たな輝かしい舞台に立つんだと改めて感じ、心の底からエネルギーが湧いてきて、最高の舞台にするんだ!!という気持ちがより強くなりました。
毎日がトライだと思ってやってきた1ヶ月半。
ついに幕が開きます。

素敵な実力派のキャストの皆さんと熱々な稽古を繰り広げてきました。皆さんが個々にそれぞれ本気で稽古に挑んでいっていて、新作だけにたくさんの試行錯誤も繰り返し、何度もより良い形を皆さんでトライしてきました。
そしてそれはずっと最後まで続いています。

まずはプレビュー公演からスタート!
皆さんに楽しんでいただけるよう自分の役目を精一杯努めていきます!

ご来場にくださる方は、制作からのお願いがありますので、画像のお願いを一読ください。



↓こちらはローソンチケットの稽古場レポートです!
https://engekisengen.com/genre/play/58778/


そして、今回、音楽劇「ダ・ポンテ」に出演するにあたり改めて伝えたい人に伝えたいことがあります。

以前毎日新聞の記事になったことと重なることもあるんですが、
僕は約10年前小学校の先生という職業を自主退職しました。あの時僕は自分の生徒たちに100%捧げていました。そこに全くの嘘はありません。本気で教育という仕事に尽くしていました。だからこそ自分に違和感があった。
「みんな!夢は必ず叶うって自分に言い聞かして本気でやれば必ず叶うから。絶対諦めんなよ。」
そう言いながら、その言葉に違和感を感じていた。
その頃まだ自分の本当の心には気づいてませんでした。なんか妙に現実的に社会を見ていた。何の努力もせずに夢をあきらめている自分がいたんです。子どもたちに語り、直向きに夢に向かって頑張る子どもたちを見ながら、その違和感が大きくなってきて、自分が1番の嘘つきだと思うようになった。
「何の努力も何の実現もしていない自分が子どもに夢なんか語れる資格はない。」
そう思った頃にお告げのように選択を迫られる出来事が次々と起きてきたんです。
それで、「これはもう今しかない」そう思い、すぐに校長に辞任の意を伝えてその年度いっぱいで教員を辞めることにしました。
自分で決めたとは言え、辞めることはつらく、子どもたちも先生たちも親御さんたちも裏切る気持ちにもなりました。

「学校は楽しいところなんだ、友だちって良いんだよ」って伝えたくて1年間ずっと気にしてきた担任をしていたある子どもから辞任する3月の終業式後に手紙が届きました。
「学校楽しくなかったけど、先生が担任の先生になって学校に行くのが楽しくなりました。先生が担任の先生でよかったです。来年も先生のクラスが良いです。」

この手紙を読んだ時とにかく辛かった。自分で決めたことだけどすごく裏切った気持ちになりました。「何で辞めたんですか」と親御さんたちに言われながらも「でも先生の夢は応援してます」そう言ってくださり送迎会まで企画してくださいました。

だから、それがあったから「僕は絶対に諦められない。絶対にこの夢は叶えなきゃいけない。」そう思えたんです。
ここで僕が諦めたら僕はただ逃げた人になる。
そんなのはダメだ。そういう気持ちで「必ず必ずたとえ1mmでも夢に近づいてやる。」そう思ってきたし、今もそう思ってます。

まだまだ俳優として売れてないし、目標まではまだまだ道のりは長いけども、でもここまでも必死に全力で歩いてきたし、これからも全力で歩いていく。

僕には夢を叶えるまでに幾度と壁がありました。

躁鬱病、自律神経失調症、喘息、メニエール、神経性胃腸炎など。もちろんミュージカルに関しても全くレッスンなど言ってなかったので、ミュージカル発声、ダンス、芝居の技術面も。

これらはもちろんまだまだずっと向き合っていくことではありますが、
特に、18歳から持病だった自律神経系の病気(躁鬱病も含む)に勝つのにはとてもきつかった。
でもこれをクリアしないと夢は叶えられない。
そう思ったから必死に病気について勉強して調べて、たくさん自分と向き合い、自分の強さ弱さ、性格、トラウマ、生活習慣色んなことに向き合って、やっと数年前に克服しました。もう20年近く闘った病気にやっと勝ったんです。

そして手に入れた今回の舞台。まだです。まだこれからです。もっともっともっともっと自分を高めていってもっともっと次々に夢を実現していく。
だから、そのためにもまず今回の舞台。
これをしっかり務め上げて、お客さんたちの生きる糧になる!!
俳優の仕事は今ある仕事にとにかく全力を尽くすそこに尽きると思うし、その積み上げ。そう思ってます。

今なら言えるあの時の教え子たちに
「夢はあきらめなければ必ず叶う。自分次第だ。自分に打ち勝って何年かかろうが絶対に叶えてやる。今に満足しないで常に挑み続ける。そういう覚悟で臨めば必ずその日が来る。」

人生は常に冒険だと思う。
楽しく一生懸命そして何があっても人に優しく誠実に頑張って生きていこうね!
またみんなとそうやって話ができる日を楽しみにしているよ。みんなのおかげで今があります。
ありがとう。

さて明日から音楽劇「ダ・ポンテ」開幕だ!
明日からもこれからも「より良く」を常に持って暴れてきます!
「ダ・ポンテ」そして、「平山トオル」をお楽しみに!!
うおおおおおおーーーーーー🔥🔥

平山トオル










音楽劇『ダ・ポンテ』2日目

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音楽劇『ダ・ポンテ』2日目が終わりましたよー!





こちらはオープニングナンバーの時の僕☺️




こちらはローゼンベルク劇場支配人の時!


観に来た皆さんは見つけましたか????☺️


このほかにも色々と役やってますから、是非みなさん見つけてくださいね!

Twitterで「平山トオルを探せ」やってますから参加してね♪

 

 







こんな感じでこれからも公演あります☺️

どこも楽しみ♪

『ダ・ポンテ』の人間臭い生き様がきっと皆さんの心に響くはず☺️


そして、僕の弟で劇団四季劇団員の「平山祥」が、現在「ジーザス・クライスト・スーパースター」に出演中!!


ネットから拝借


どうやらいいポジションでやっているらしいので、観に行く方いらっしゃいましたら僕の弟見つけてみてくださいね♪☺️


ちなみに弟はこちら。


兄弟ともども頑張ってます!

弟のことも応援よろしくお願いします☺️


さて明日も思いっきりやるぞー!


平山トオル

不思議

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自分という人間が分からなくなった時、何に頼る?

何を基準に自分という人間を定める?


小さい頃から不思議だった。

なぜ人間は存在してるのか。

なぜ人間だけ話せるのだろう。

どうやって人間はできたのだろう。

なぜ僕はここに存在してるのだろう。

この意識は何が動かしてるのだろう。

何で小さなことで悩んだり喜んだりするのだろう。


不思議ばかり。

考えても答えのない世界。


どうせどんなに考えても分からない存在だから、もっとでっかい何かがきっと自分を動かしてるんだろう。


だから頼れば良いんだ。運命ってやつに。

きっと思うがままにわがままに生きたって、逆に慎重に真面目に生きたたって、決まった運命は変わらない。

何か大きな存在が僕の未来を決めている。


だからとにかく一生懸命何かがあると信じて生きよう。


そんなことを最近いつも考える。


そんな愛知1日目の夜。

優しい世の中

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僕は小さい頃


「カッコつけ」

「お前女か」

「なんで女とばっか一緒にいるんだよ」

「男がおままごとかよだせえ」

「足遅運動音痴」

「泣き虫」


こういったようなことでよくいじめられた。


何度か僕は女かも知れない。

なんで女じゃないんだろう。


そんなことに悩んだことがある。

悩んだけど

僕は心から自分を女だと思ったことはない。

いまでも姿も気持ちも男だ。


でもなんで女じゃないんだろうは何度も思った。


スポーツは苦手だったし、好きな趣味はほとんどが女の子が好きな趣味だった。

料理、お菓子作り、ピアノ、おままごと、歌、楽器、裁縫、買い物。

唯一プラモデルやパズルだけは男の子の趣味だった。


どんなにいじめられても、僕はいじめられてる意味が分からなくて、なんで僕はいじめられてるんだってずっと悩んだ。


スポーツできなくていじめられてもスポーツをだからやりたいとは思わなかったし、おままごとをしてていじめられても、おままごとをやめたいとは思わなかった。

それよりも自分が好きな事をしたいが優先だった。


でも中学ぐらいからかその気持ちが少しずつ変わった。

あれは今思うと中学や高校、大学の友達のおかげかも知れない。


お前は絶対スポーツできればモテるから、スポーツ一緒にやるぞ!

とか、

もっと男らしくこういう態度にした方がいいんじゃない?

とか、

イメチェンさせるから一緒に服買いに行くぞ

とかそういう友達がいた。それで少しずつ男っぽくなったように思う。


それでもその時も今でも好きな趣味は変わらない。

舞台で女装の役とかあると嬉しいと思う自分がいる。


でも女ではないし、いつも女装したいとは思わないし何より僕は男だ。


今だからこそこんなこと書いてるけどつい最近までこういうこと言えばきっとイジメられると思っていた。

今も少しその気持ちがある。


それはもう幼少期のあのトラウマが頭に残っているのだから仕方がない。

それでも嘘ついたってしょうがないし、今は昔と比べてそういう男がいてもあまり気にされない世の中になった。

だから言いやすくなった。


でも分かってほしい。

僕らみたいな人間は小さい頃からものすごく悩んで生きてる。

みんなの前で笑顔だからって好き勝手生きてるわけじゃない。ものすごく悩んで生きている。


ある人にとってちょっとした一言であっても、それが幼少期にトラウマになった言葉と同じ言葉に重なりフラッシュバックして一気に辛くなることだってある。


何度も何度も女に産まれるか、もっと男らしい才能を持って産まれたらよかったのにと悩む。


人には僕が男らしく見えてるかも知れない。

でもどんなにそう見えていても、自分はそんな思い出からそうは思えていない。


そうやって人は見かけによらずものすごく悩んでることがある。

ものすごく悩んでいる。


だからね。

見かけで判断して欲しくないんだ。

見かけで悪者扱いして欲しくないんだ。


ちゃんとその人を知ろうとしてほしい。

お願いだからもっと発言する前に本当にその言葉がその人にかけていい言葉か真剣に考えてほしい。


あなたにとっては軽い一言。当たり前の一言であっても、その人にとってはトラウマかも知れない。

そんな事を頭のどこか片隅に置いておいてほしい。

だからって考えすぎたら何も言えなくなるのはわかる。

だから、いつも常にとは言わない。

どこか片隅に置いておいてほしい。


言ってしまって気づいたらその後優しくしてくれればいいから。


そうやって、みんながみんなに優しい世の中になってくれたらいいなって思う。


「君たちはどう生きるか」を観て。

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ネタバレありますので、ネタバレしてほしくない人はこれ以上読んだらダメよー。












「君たちはどう生きるか」

2回目見てきました。


1回目で全然分からなかったので原作「君たちはどう生きるか」を読み進めてみてからまた見に行きました。

それでやっと色々と見えてきたし、ものすごく面白いなあと思いました。

多分もっと原作読み込んだり、色んな人が言ってる「失われたものたちの本」も読むとさらに変わるのかもしれないけど、とりあえずキーになるものが何かが分かったので僕なりの解釈を書くと、



この映画のキーになるのは「石」です。

多分多くの人が、あの頭にぶつける石🪨はなんで?と思ったと思うし、

冒険を邪魔する石とか、積み木の石とかがなんなのか分からない人多かったと思うんです。


逆に言えばだからこそ2回目見たほうが分かりやすいということでもあるんですが、


あれは大叔父が言う「悪意のこもった石」がヒントです。

石は石ではなく「意思」なんです。

積み木が木じゃなくて石なのもそれがあるからですね。


初めの嘘をついた頭を叩いた石に「意思」をかけて、真人の「悪意のある意思」を象徴してます。

「石は痛い=悪意のある意思は心が痛い」とかけ合わさってるんです。


なので、冒険を邪魔する石たちは悪意の石(意思)であり、真人の善意を意思を邪魔する石なわけです。


大叔父に会った時に大叔父が見せた石は悪意のこもった石で、真人は「この石は悪意のこもった石だからもらえない」と言います。

大叔父が「これが見抜ける君だからこそ継いでほしい」と言います。

あれは大叔父の意思ではなく真人の意思です。


真人はあそこで人間として成長しようとしているわけです。

「僕は嘘をついたけど、もう嘘はつきたくない。正直に生きたい。」

そういう意思が「悪意のこもった石はいらない」につながってるということです。

そのあとまた大叔父に出会った時大叔父が

「ここにある石は時間をかけて探してきた悪意のこもっていない石だ」と新しい石を真人に提示します。

あれは、「自分の心を掘り下げて考えて探した自分の正直で素直な意思=悪意のない石」という意味で、実はこれに似た話が原作「君たちはどう生きるか」に出てきます。

大叔父は「この石を積み上げてほしい」と願い真人と分かれます。

そして壊れていく石たちはこれはもう分かると思いますが、全て真人の「悪意に満ちた石=意思」

つまり真人は嘘の塊を捨てて、正直に生きようと決意したということです。


しかし最後に真人は石を一つだけ持ち帰ってきてしまいます。

これは「忘れられない母への寂しさ」の石ですね。

ここだけは人には言わないけども僕の中にずっと残しておきたい嘘(秘密)の意思ですね。


これが分かるだけで「君たちはどう生きるか」の見方が数倍変わると思います!!


まだまだ隠された秘密はたくさんあると思うので僕も原作とか読んで探してみたいと思います!


しかし、「正直な素直な自分独自の意思を持って積み上げなさい」って、


まさに「君たちはどう生きるか」

ですよね。


深いなあ。


音楽劇『ダ・ポンテ』ありがとうございました。

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先日大阪新歌舞伎座にて

音楽撃『ダ・ポンテ』が大千穐楽を迎えました。


0から作り出したこの作品の一部になれたことに本当に幸せを感じています。


たくさんのお客様にお越し下さり、お客様の笑顔、拍手からたくさんの力をもらいました。

お越しくださり本当にありがとうございました。


毎回思うのですが、舞台は本当に1人だけでは決して作れなくて、キャストだけでも作れなくて、たくさんの支えがあって成り立ちます。

一見見落としがちになる部分にもたくさんの人が関わっています。

まず最初にこの情報を知るチラシには、カメラマンやチラシデザイナーの方やその写真を撮る際のスタッフの方、チケットを買う時にはチケット受付の方々チケット会社の方々、会場に向かう時にいらっしゃる案内スタッフの方々、それからパンフレットのデザイナー、カメラマン。舞台を見てすぐに見えるステージの装置には、それをステージ上に建てる舞台部さんはもちろんなこと、その設計をする美術さんやそれを作る舞台装置作製の方がいらっしゃいます。

それから照明さん、音響さん、そして、舞台にバンドメンバーが現れ、キャストが現れ、そのキャストの着ている衣装デザイン、カツラデザイナー、ヘアメイクにも多くのスタッフな方が関わり、舞台を進行するための舞台監督さんや劇場さんや演出部さん、早替えに関わってくださるスタッフさん、そして僕らが話すセリフや歌には、脚本家さん演出家さん作曲家さん、そしてこの舞台をまず行うということ大元から関わる主催者さん、プロデューサーさん、制作スタッフさん他にももうここに書ききれないぐらい途方もないぐらいたくさんの方が関わっていて、もちろんのこと見にきてくださるお客様皆さんがいないとこの舞台は成り立ちません。

この全てが揃わないと音楽劇『ダ・ポンテ』は成立しない。

だから舞台に立つということは本当にすごく贅沢なことをしてるっていつも思うんです。だから毎日お会いする一人一人に感謝していてこの舞台に関わる今会えない方々も含めて全ての方に常に感謝の気持ちを忘れちゃいけないぞと思いながら舞台期間を過ごします。


そんな大きな舞台の作品、しかも新作に関われるということは幸せなことで、本当に贅沢な時間でした。

お越しくださったすべての方、『ダ・ポンテ』に関わったすべての方に心から感謝いたします。ありがとうございました。


さて、僕は今回主に「ローゼンベルク劇場支配人」という役を担っていましたが、他に実は9役やっておりまして、全部で10役演じました。

全てを正確に見つけられるのもなかなか難しいと思うのですが、ここで紹介します!

ご覧になっていた方も全て合っているかチェックしてみてくださいね!



○M2 「来たぞニューヨーク」でのニューヨーク警察官

「そう!昼も夜も眠らない街!」とソロも歌っていましたよ☺️

袖にハケる寸前にダ・ポンテが2階部分に貼ったドンジョバンニのチラシを「勝手にこんなとこに貼りやがって!」と怒りながら剥がして立ち去ります!

見つけましたか?☺️



○「ローゼンベルク劇場支配人」

こちらが1番出番の多い役です。

史実に基づいた実在した人物で、ヨーゼフ2世に仕えたオペラ劇場の劇場支配人。

劇中ではちょっと頭のお堅い感じの役人というような感じで演じていました。

ダ・ポンテの宮廷詩人に採用することに大きく反対。ローゼンベルクは元から詩人であったカスティ神父にオペラの台本もずっと書いてもらえば良いと思っていたそうです。実は、、、ヨーゼフ二世が亡くなった後、ダ・ポンテだけでなくレオポルトによってローゼンベルク劇場支配人やカスティ神父も更迭となり、ウィーンの芸術の重要度が大きく下げられることになります。



○審問所の副審問官

早替えすぎて写真が撮れずに写真はありません😢

ダ・ポンテの女たらしっぷりが暴かれる審問所の副審問官として下手の方に登場します。ヴェネツィアから追放と言い放たれたダ・ポンテを捕まえて上手の方に連れて行く1人です。


○M7言葉の媚薬

ダ・ポンテの賭け事をするシーンで、賭け相手の仲間として後ろで賭けを見ている男として登場します。



○同じく「言葉の媚薬」

同じナンバーで、後半、ラブレターを代筆してもらう男として登場しそのままダポンテに魅了される男としてダポンテを追いかけ、メロメロにされて去っていきます。


○ガストハウスの客

これまた早替えすぎて写真がないのですが、ガストハウスのお客として登場し、「フィガロの結婚」創作現場に立ち合います。「フィガロの結婚」登場人物紹介では主人公「フィガロ」とダ・ポンテに言われる男です。


○M14「ようこそウィーンへ」

上流階級の人として岡本華奈ちゃんと一緒に上手から登場してペアダンスを少し踊っていました☺️


○ダ・ポンテの若い頃の回想シーン

これまた早替えで写真がないのですが、

ここで、若ダ・ポンテをいじめて月桂冠を踏んづけて踏み潰す学生役です。




○シカネーダー

シカネーダー劇団の団長で、脚本家で俳優。実は10役の中で1番キャラ付けに苦労した役でもあります笑

今回の舞台での課題は、10役をいかに同じキャラクターに見せずにやるかだったので、同じじゃないかつ、不自然じゃなく、シカネーダーとしてそこに存在できるように色んなキャラクターを試行錯誤しました。

結果的に皆様に楽しんでいただけたようで良かったです☺️



○一瞬だけ登場するウィーン警察。

追放中のダ・ポンテを見つけて後を追いかける警察です。


○レクイエムで祈る人々。

黒衣を纏って、モーツァルトの葬儀に参列します。


あ、こうして数えると11役やってましたね笑

着替えだけでいうと15回着替えておりました笑


裏でお手伝いしてくださる衣装さん、ヘアメイクさん、マイク担当音響さん、明かりを照らしてくださる舞台部さんがいなければこの早替えは絶対にこなせませんでした。

本当に感謝しています。


どの役もすごく大好きで愛しい役たちです。

みなさんは全て見つけてくださいましたか?😁


ご来場くださって本当にありがとうございました。

さて次は「キャメロット」!!

切り替えてまた新たな作品に挑んでいきます!


平山トオル

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